こんにちは。
当ブログの運営者「シタオジ。」です。
発売日にiPhone 11 Pro Max 256GB(スペースグレイ)を購入したのですが、同時に購入したケースについてのレビュー第三弾ということで、今回はPITAKAというブランドの「MagCase for iPhone 11 Pro Max」を紹介します。




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PITAKA MagCase for iPhone 11 Pro Max

PITAKAといえば「アラミド繊維」を用いたケースで有名なカナダ発のブランド。同社のスマートフォンケースは多くのガジェット系ライターさん、ブロガーさん、ユーチューバーさんによって紹介されており、ガジェット好きの間ではよく知られた存在かと思います。
アラミド繊維(Aramid Fiber)とは
ナイロンの一種で1960年代に米国デュポンが開発した素材。組成の違いでパラ系、メタ系に大別されるが本ケースで使用されているパラ系アラミド繊維は高強度・高弾性率・超軽量・耐切創性・低伸度・高耐熱性などといった特徴を持つ。これらの特徴を生かし、防弾チョッキ、タイヤや光ファイバーの補強材、ロープなどに使われている・・そうです。
ラインナップ
PITAKA社の公式サイトを確認するとiPhone 11 / iPhone 11 Pro / iPhone 11 Pro Max用としては下記の3種類がラインナップされているようです。
モデル | Air Case | MagCase | MagCase Pro |
特徴 | ラインナップ中、最も薄く、最も軽量のモデル | 同社の充電機能付き車載ホルダー「MagMount Qi」や壁掛け充電ステーション「MagBar」に対応するためにケース背面部にメタルプレートを埋め込んだモデル | 背面にアラミド繊維、バンパー部にTPUを用いた耐衝撃モデル |
厚さ(背面部) | 0.60mm | 0.85mm | 2.50mm |
重量 | 11:10g 11 Pro:9g 11 Pro Max:11g |
11:15g 11 Pro:14g 11 Pro Max:17g |
不明 |
ワイヤレス充電対応 (Qi) |
○ | ○ | ○ |
MagMount Qi MagBar 対応 |
× | ○ | ○ |
備考 | 日本正規代理店では未取り扱い?(2019年10月3日現在) | 日本正規代理店では未取り扱い?(2019年10月3日現在) | |
公式サイト | LINK | LINK | LINK |
なお、正規販売店であるAmazon内のPitakaDirectやヨドバシカメラ等の家電量販店では今のところ「MagCase」のみが取り扱われている模様です。「Air Case」「MagCase Pro」が欲しい人はPITAKA公式サイトから購入する必要があるようです。
(本記事執筆時点)
ちなみに僕は以前からじっとPITAKA欲しい〜と思ってはいましたがまあまあの高級ケースなので今まで縁がなく、今回iPhone 11 Pro Maxで初めての購入です。本当は最薄・最軽量モデルの「Air Case」が欲しかったのですが(クルマ持ってないので車載ホルダーがは使わないので)、海外から購入するのが少々面倒だったので今回は表の真ん中の「MagCase for iPhone 11 Pro Max」を購入しましたのでこちらをレビューして参ります。
では、早速各部をチェックして参りましょう。
パッケージ
パッケージはこんな感じです。
マグネット式になっているフタを開くとケースが出てきました。最近の高価格帯のケースらしく、非常に凝った作りになってますね。うーん、かっこいいです。
ケース本体
箱から取り出した最初の感想は「メチャ軽っ!」「メチャ薄っ!」「メチャ固そう!」でした。
まあ、それが最大のウリのケースですから知ってはいましたよ。
でも実際に実物を持ってみると改めて軽く衝撃を受けますね。
背面部はこんな感じです。
そういえばXSの頃はこのブラックのツイル柄以外にもブラック以外のカラーのものや、柄が異なるものも販売されていたようですが、今回のiPhone 11シリーズ用としてはこのデザインのものしか出ていないようですね。今後ラインナップが増えていくのでしょうか。
ケースを内側はこんな感じ。
この恐ろしく薄い背面部の中にメタルプレートが埋め込まれているとは驚きです。相当に高い加工技術です。
iPhone 11 Pro Max(スペースグレイ)に装着
スマホケースの装着方法のセオリー通り、iPhone上部から先にはめ込んでいくと難なくパチっと入りました。
(ただし取り外すのは少々大変です)
背面
極薄ゆえ、手で持った時のサイズ感が「生」の時とほとんど変わらないです。
カメラレンズ周り
カメラレンズ部の周りは隙間などなく、綺麗にくり抜かれております。
レンズ部分を保護するために、レンズ周りが縁取られている構造になっていますので、置いた時に完全にフラットにはなりません。テーブル等に置いた際に少しだけカタカタして安定しないのが少し残念ですね。
ですが、背面を薄くしてカメラ部を縁取りするか、それとも背面に厚みを持たせることでフラットにするか・・、非常に悩ましいところです。
前面(ディスプレイ部)
上の写真のiPhone 11 Pro MaxにはSpigenの『iPhone 11 Pro Max / iPhone XS Max 用 Glas.tR AlignMaster』という保護ガラスを貼っていますが、この場合、ケースの縁とガラス面がほぼ同じ高さ、もしくはほんの少しわずかにガラス面が出ている状態に見えます。ディスプレイ面を下にしてテーブル等に置くとディスプレイ面が直接あたるカタチになるので、それが気になる人はいるかもしれません(個人的には最近は保護ガラスは安価なので全然気にしません)。
なお、この保護ガラスはディスプレイ面をフルカバーするタイプの製品ではないので大丈夫でしたが、全面フルカバータイプの保護ガラスだと製品によってはケースと干渉して保護ガラスの四隅が浮いてしまう・・等の問題が生じる可能性はあるかもしれません。
底部
見ての通りLightning端子やスピーカー、マイクの周りは完全に開口している状態ですので充電ケーブルや周辺機器との接続は全く問題ありません。また、Face ID搭載のiPhoneでは重要となる画面下からのスワイプ操作も問題なくおこなうことができますね。
一方でiPhone 11 Pro / iPhone 11 Pro Maxは側面部が鏡面仕上げのステンレスでできているので細かいキズがつきそうでやや心配です。
上部
上部は底面部ほどではないですがステンレスの部分がむき出しになっていますので、こちらもキズが心配なところです。
側面部(サウンドオン/オフスイッチ、音量スイッチ)
音量スイッチとサウンドオン/オフスイッチ(マナーモード切替)の部分がまるっと切り抜かれています。単純にくり抜かれているだけなので当然操作に支障は一切ありません。
こちらもステンレスがむき出し状態なのが気になるところです。。
側面部(スリープボタン)
こちら側も単純にくり抜いているだけなので、操作はしやすいです。しつこいようですがステンレスがむき出しになっているゆえキズは心配ですね。
まとめ
多数のガジェット系のライターさん、ブロガーさん、ユーチューバーさんから絶賛するのも納得、(個人的には)驚愕レベルの素晴らしいケースだと思います。
前回レビューしたパワーサポートのAir Jacketと同様に、落下時にiPhone本体に伝わる衝撃を和らげるようなタイプのケースではありませんが、iPhoneを「生」に近いサイズ感で操作でき、傷からはしっかり守りたいという人にとってはやはり非常に優秀なケースであることは間違いないと思います。
- なんといっても驚愕レベルの極薄&超軽量。
- 背面にメタルプレートを埋め込んでいるにも関わらず、ワイヤレス充電にも対応しWi-FiやFelica、GPS等にも影響が出ない。
- 同社のMag Seriesを合わせて導入すれば、お洒落かつ快適なスマートフォンライフが送れるかも。
- 上記レビューでも散々書いてしまいましたが、アラミド繊維という素材を加工する技術の限界なのか、一般的なケースに比べると側面部が大胆に開口していますので、どうしてもキズが気になってしまいます。
- 私のiPhone 11 Pro Maxはスペースグレイなので、このPITAKAとの相性はバッチリ。でも、ポップなカラーが多いiPhone 11には(ブラック以外は)あまり似合わないかも。